MacBook Pro+Parallelsが面白い

macを買ってから、最低限Windowsの環境だけでも作ろうと思って触っていたのですが、いつの間にかAndroidを差し置いてメインの遊び道具と化している今日このごろです。
仮想OSでどこまでできるのかを試したりするのが面白くて、ついつい色んなソフトをインストールしたりしてしまいますね〜
Linuxを初めて入れたときも同じような感じでしたが、今回はParallelsという非常に完成度の高い仮想OS実行ソフトのお陰で楽しみながらも実用性のある環境になっているのが凄いと思います。
そんな訳で、個人的にParallelsが凄いと思う所をubuntu+VirtualBoxを使っていた経験などと比較して紹介したいと思います。

あんまり重くない

以前ubuntu+VirtualBoxの環境はCore2QuadQ9550(2.83GHz*4)+8GBMEM+SSDという環境で使用していたので重さはあまり感じませんでしたが、今回はノートPCということでスペック的にも厳しいと思っていました。
が、実際仮想OSを動かしてみると意外に重くならず、常用出来るレベルで動作していたので驚きました。

OSの融合具合がすごい

Parallelsの新しい「クリスタル」という表示機能を使用した場合、上のバーにこんなアイコンが追加されます。

ここに並んだ10個のアイコンのうち、実は左端3つはWindowsのソフトなんです。しかもただ表示されてるだけじゃなくて、ちゃんと使う事も出来ます。
VirtualBoxでは、Windowsのスタートメニューを含むバー全体が表示されていましたが、それよりもこちらの方がよりコンパクトで使いやすいと感じます。
また、このようにWindowsのソフトをdockに追加も出来ます。

いつも画像編集で使っているJtrimですが、Mac上でも何不自由無く使えます。
VirtualBoxでは、例えばubuntuのデスクトップにある画像ファイルをWindowsのアプリで読み込もうとしても出来なかったのですが、Parallelsでは普通に読み込みや上書き保存が可能です。MacからWindows内が見えるのはもちろんのこと、Windows内からもMacの中が見えるというのが凄いですね〜

BootCampとの共存が可能

BootCampはMacの標準アプリで、Windowsの領域をハードウェアレベルで作成し、そこにWindowsをインストールする事でデュアルブートが出来る環境を作るものです。
Parallelsはその領域を仮想OSとして使えるので、例えばParallelsだとどうしても起動しないソフトだったり、動作が重い場合、再起動時にOptionボタンを押す事でWindowsを立ち上げる事が出来ます。要するに、通常の仮想OSソフトのように、メインOS内に仮想OS用の領域用のファイルを作成し、その中でどうこうするのでは無く、実際に動作しているOSのようにファイル作成が行われる事で、仮想ではない状態にしても、仮想時の設定を維持したまま動作出来るという事。これには感動しました。

USBの切り替えが楽

ubuntu+VirtualBoxで面倒だったのがUSBの割当。ただ挿すだけだとubuntu側が認識して、その後仮想OS側に接続するという設定をしないといけなかったりして非常に面倒でしたが、mac+Parallelsの環境だと、USBメモリを挿したらどちらのOSで認識させるかの設定が出てきて、簡単に使う事が出来ます。