すっかり忘れてたレビュー iPad2編

もしかしたら、大きな変化があったりするのかも…と勝手に思い込み、
実は先月iPad2を買ったりしていたのでした。
途中から仕事が忙しくなって全くブログの更新が出来なかったので
すっかり忘れてましたw

今更感がありますが、iPad2を紹介したいと思います。

外箱の更に外箱。そっけないダンボールです。
そもそもこの箱要らないですよね。

中を開けると更に箱。こちらは化粧箱で、マットPPの高級感のあるケースです。

ケースを開けるとみっちり入ったiPad2が。


iPad初代を使っていたときは、アクリルのケース+アンチグレアフィルムを貼って使用していましたが、今回は完全に裸で使うことにしました。
アンチグレアのフィルムは折角のiPadの綺麗な液晶を台無しにしてしまうし、ケースはただでさえ重い本体が更に重くなってしまいます。
使い勝手を重視するならやっぱり裸ですよ。

ただ、流石に指紋とかべったりなのは嫌なので、
マイクロソリューション製のCRYSTAL COATを使ってコーティングしてます。
これを数回コーティングすると、テカテカになりつつも指紋が目立ちにくくなり、拭き取りやすくなります。ちょっと高いですが、色んな物に使えるので、オススメの商品です。

高密度ガラス繊維ケイ素系ポリマーコート・クリスタルコート

そんな訳で、初代に比べてより軽く感じるiPad2となりました。
液晶は初代と同レベルの広い視野角を持つIPS液晶。MacBookAirやMBPを超える画質ですね。
ただし、液晶のガラス面の厚みがかなり薄くなっているみたいで、iPad2は強く押すと液晶が滲みます。ちょっと強度的に問題ありそう。

また、筐体の削り出しの精度が落ちているように感じます。
iPad2は出してすぐの状態で、アルミの角に凹みがあったり傷があったりしています。気にならない人は全く気にならないと思いますが、初代と比べるとコストダウンしてるのかなーと思ったりして、ちょっと残念。

電池は相変わらず凄く持ちます。普段色々使ってても、1週間に1回で十分。流石です。

CPUはデュアルコアになって性能アップとのことですが、今のところSafariの描画以外で特に速度向上を感じる部分はありませんね。初代からサクサクでした。
メモリも倍増していますが、やはり体感で変わったとは感じませんでした。

カメラ。しょんぼりです。あるだけマシ、というより、FaceTimeだけで十分じゃね?レベルです。大量生産してるんだし、iPhone4のカメラ搭載出来なかったんでしょうかね?

その他、筐体のデザイン的に、非常にケーブルが挿しにくくなってます。しかも斜めの力がかかるとすぐに壊れそう。酷い設計ですね…
オーディオジャックも同様。イヤホン挿したままで落下させたらすぐ壊れそうです。
ま、ジャック以前に表示部が壊れそうですけどw

上の話だけだと、全然いいところが無さそうですが、ひとつ、初代と比べて大きく利便性が上がったと思うところがあります。

それは重量と薄さ。実質100g程度の軽量化なのですが、薄さも相まって、非常にごろ寝ネットサーフィン端末として便利です。

ごろんと転がってネットしたい場合、今までのiPadだと、おそらく両手で持って、親指で操作する方法だったと思います。

しかしコレだと真ん中をタッチしようしたとき非常に大変。
本体が重いこともあって、意外に使いにくかったです。

対してiPad2は比較的軽量なので、以下のような持ち方が出来ます。

こうやって持つと、片手だけでホールドするため、もう片手で自由に操作が出来ます。この持ち方に慣れると、ごろ寝ネットサーフィンが楽過ぎて、MBP使わなくなってしまいましたw

初代iPadは使い勝手が微妙という理由でドナドナされてしまいましたが、今回は重量+厚みの違いだけで、使い勝手を向上できているんじゃないかと思いました。

それでもやっぱり、タブレット端末はPCに比べてできることが限られるため、爆発的な広がり(ヒット)はしないだろうなーと言うのが正直な感想です。