ファームウェアのバージョンも新しくなり、一段落したところで、
お待ちかねのハッキングタイムですｗ
今回はiPod touchのダウングレードから最新ファームウェアでの自作アプリ起動までを
紹介したいと思います。
ダウングレードについて
AppleのHPからipod touchの1.1.1のデータをダウンロードする。
http://appldnld.apple.com.edgesuite.net/content.info.apple.com/iPod/SBML/osx/bundles/061-3932.20070927.p23dD/iPod1,1_1.1.1_3A110a_Restore.ipsw
iTunesのiPod touchの概要のところでShiftを押しながら更新または復元を押す。
1.1.1を選ぶと、iPodtouchの復元時にver1.1.1で復元されます。
これでダウングレードが成功します。
ダウングレードに失敗する場合、恐らくiTunes関係のソフトウェアが動作しているとエラーが出るみたいですが
面倒なのでPCを再起動しましょうｗ私の場合はエラーが出て困っていましたが再起動してから
すぐにiPod touchを接続し、上記の方法を行えばエラーが出ずにダウングレード出来ました。
最新のカスタム方法（超簡単編
次にJailbreakを使って自作アプリが使用できるようにします。
iPod touchのSafariでhttp://jailbreakme.comにアクセスし、一番下のInstallAppsnappをクリック。
しばらくするとメニュー画面に戻り、Downloading…という文字が出てきて再起動します。
文字が出てこなかった場合はもう一度アクセスすれば出来ると思います。
これで再起動後にInstallerのアイコンがメニューに有れば成功です。
最新ファームウェアでも自作アプリを動作させるための設定
次にVer1.1.2でも自作アプリが出来るようにします。
ダウングレードが終わり、Jailbreakが成功したiPod touchのメニューから
Installerをクリックして起動し、下のInstallのアイコンからTweak(1.1.1)フォルダ内にある
OktoPrepをインストールします。
最新ファームウェアにバージョンアップ
これが終わったら、通常通りiTunesからiPod touchのバージョンを1.1.2に更新します。
特に注意点などはありません。エラー吐いたら再起動で。
バージョンアップを確認したら
http://conceitedsoftware.com/iphone/site/112jb.html
から1-1-2Jailbreakをダウンロードし、中にあるwindows.batをダブルクリックして起動。
Install SSHの右にチェックを入れて、Passwordはそのままにしておいて、一番下のJailbreak!をクリック
ここでもエラーが出てしまったら気にせずにPCを再起動してから試してみて下さい。
これが終わってからiPod touchを再起動すると、メニューにInstallerとSSHが追加されていると思います。
これで最新バージョンでも自作アプリを自由にインストールすることができるようになります。
以下駄文
一度バージョンを下げてからやらないといけないので面倒ですが、それ以上に使えるアプリがあるので
時間のあるときに試してみると良いと思います。
私はこの為に10回以上のエラーや再起動を繰り返してようやく成功しましたが、それでもまだ壊れていないので
設定を間違ったからといって焦る必要は無いです。エラーが出て困ったら、とりあえずPCを再起動して
iPod touchの２つのボタンを長押しすれば最悪でも初期化出来ると思います。
でもまあ、一応自己責任で。
ソフトの紹介
ここからは私が実際インストールした他のソフトウェアを紹介したいと思います。
まずPC側の設定です。iPod touchはそのままだとPC側とのデータのやり取りはiTunes以外では出来ないので、
そのままではデータの出し入れが出来ません。そこでTouchExplorerをインストールします。
http://f44.aaa.livedoor.jp/~watagash/iPodTouchHack.html
こちらにあるTouchExplorerをダウンロードします。
.Net Frameworkをインストールしていない場合は
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=10CC340B-F857-4A14-83F5-25634C3BF043&displaylang=ja
こちらで先にインストールしておきましょう。
TouchExplorerをDLし、解凍したら、その中にiTunesMobileDevice.dllを入れます。
iTunesに標準で入っているらしいのですが、見つけるのが面倒だったので、私は
http://www.iphone-hacks.com/downloads/file/46
ここからDLしました。これを解凍して、TouchExplorerと同じフォルダに入れます。
TouchExplorerを起動すると、iPod touchの中身が見れるようになるので、そこからデータを出し入れ
出来るようになります。
さらに、ソフトによってはパーミッション(フォルダやデータの許可)の変更が必要な場合があります。
TouchExplorerだけではパーミッションの変更が出来ないので、WinSCPというソフトを使って
iPod touchを接続しました。
http://www.tab2.jp/~winscp/
詳しくはこちらのHPで。
インストールが終わったら、iPod touchの設定→WiFiから現在接続中のネットワークの右側を押すと
現在のIPアドレスが表示されるので、それをWinSCPのHostnameにセット、ポートは22のままにして
User nameをrootに、Passwordを上記のJailbreakで設定したものにします（そのままだとalpine）
これでログインするとiPod touchの中身を見れるので、そこから右クリック→propertiesでパーミッションの変更が
出来ます。
iPod touchにインストールしたソフトについて
iPhoneのソフトもiPod touchにインストール出来ます。
Installerを起動してSourcesからEdit→Addを押して、URL入力画面でhttp://repo.us.toと入れ、アップデートすると
Installの所にiPhone 1.1.1 Apps for iTouchというフォルダが出来るので、そこからインストール出来ます。
他にインストールしたソフトとして
BSD Subsystems
Community Sources
この二つは入れないと色々遊べないと思います。ソフト起動時に必要なものなので。
他に入れた物としては
summerboard：トップページのカスタマイズなど
iComic：コミック閲覧ソフト。標準装備のビューアと比べるとかなり使いやすいです。
基本的に外部からデータを入れて使用する際はパーミッションを755にする必要があるみたいです。
HPとかでFTPを使っている人は分かると思うけど初心者にはちょっと難しいかもしれません。
長くなりましたが今日はこのあたりで。
