Kobo gloのアップデートと最新CFW更新

最近Koboのアップデートがあったみたいなので、試してみました。
内部的には結構な変更が有る様なので、完全初期化を行った後で
アップデートを行い、その後カスタムファームウェアを導入してみました。

初期化

まずは電源のスイッチをスライドし続けて電源OFF状態にします。
microSDが刺さっていたら抜いておきます。
フロントライトのボタンを押しながら電源をスライドし続けて、上部のランプが
白く点滅するまで押し続けます。
初期化の画面が出てきたら成功です。PCに接続し、初期設定を行います。

初期設定

初期化が終わると、初期設定を行います。
言語設定で「日本語」を選択。
Wi-Fiを使って設定を行う」を選択。
Wi-Fiのアクセスポイントを選択し、パスワードを入力。
接続確認が終わると、最新のファームウェアがダウンロード&インストールされるので
しばらく待ちます。

状態の確認

念のためバージョンを確認してみます。
トップ画面の右上のメニューをタップ。
「設定」をタップ。
「デバイス情報」をタップ
バージョンの項を見ると、現在のバージョンが表示されます。
12/24現在では「2.3.2(r45813 12/12/20)」と表示されるようです。

JPG高速化ライブラリの組み込み

Kobo gloの大きな特徴は拡張性。特にJPG読込の高速化ライブラリは超オススメのスクリプトです。
Koboを使っているなら是非導入しましょう。
http://ux.getuploader.com/KOBO/download/1/Kobo_libjpeg-turbo_updater_20120824.zip
こちらからダウンロード出来ます。
解答して出てきた「KoboRoot.tgz」を、KoboをPC接続した時に出てくる内部ストレージの
.koboフォルダの中に入れてPC接続を解除すると、自動的にインストールされます。

CFWのインストール

現在の最新版は0.94β2です。
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/ebooks/1355887854/
スレNo.141からダウンロード出来ます。パスワードは「k」から始まる作者の名前です。
ダウンロードすると、中には

・.images
・KoboRoot.tgz
・koboCFW.conf
・readme.txt

が入っています。
.imageフォルダは起動等のアニメーションを保存するフォルダで、今回のバージョンの特徴である
「テーマ機能」のためのフォルダです。この内容を変えることで起動時のアニメーションなどを
自由に変更することができます。
koboCFW.confは名の通りコンフィグ(設定)のファイルです。細かい設定を行いたい場合はこの中身を
修正することで変更が可能です。私の場合はキャッシュの数値やmicroSD内のデータの自動本棚登録
設定を修正しています。
.imageフォルダ、KoboRoot.tgz、koboCFW.confのファイルを.koboフォルダ内に入れ、PC接続を
解除すると、自動的にCFWがインストールされます。
初回起動時はコンテンツ処理のため非常に時間がかかりますので気長に待ちましょう。


これで終了です。
フォルダ名で本棚が自動整理され、自炊データのページ送り方向が改善されるなど、
使いやすくなります。