BootCampの必要性は?

MacBookProは、基本的にOSX+ParallelsでXPを動かしていますが、
ゲームをするときなど、やっぱりネイティブでWindowsの環境があると
便利だろうと思ってBootCampも導入しています。
昨日久しぶりにBootCampでWindowsを動かしたのですが、何というか、
微妙な所がいくつかありました。

消費電力が大きい

ワットチェッカーで測ると分かりますが、OSXに比べてXPの方が消費電力が大きい感じ。
OSX+ParallelsXP→9〜25W
BootCamp WinXP →13→25W
多分、モバイルで使用すると結構電池の持ちに差が出そうです。

トラックパッドの動きが微妙

BootCampでXPを動かすと、2本指の左右移動が出来なかったり、
ドラッグの動作がもたついたりします。Parallelsでは問題なくできるのでBootCamp自体の問題かもしれませんが、マウスなしではBootCampは
使えませんね〜

画面の色合いがおかしい(気がする

何だか色が薄く感じます。ちゃんと設定すればいいんだろうけど、
Parallelsではしっかり色が出ているので、自動調整とかしてほしい。

データのやり取りが面倒

BootCampの場合、完全にWindows機となるので、Macの領域が見れません。
Parallelsの場合、XP上でMacのHDD領域も見れたり触ったりできるので
利便性が全然違います。


Parallelsの出来がかなり良くなっているということで、更にBootCampの必要性が薄れている気がしますね。
久しぶりに東方紅魔郷の体験版を入れてParallels上でプレイしてみましたが、640x480のフルスクリーンモードに対応してるし、MIDIで音もずれることなくちゃんと出ているし、時々画面がチラつくことがあったものの60FPSを維持しているし、画面も気になる表示などは一切なし。
ノーマルモードノーミスでクリア出来る位。
最新のゲーム?の某不思議の幻想郷体験版を入れてみましたが
普通に動作しました。体験版クリアまでに不具合は一切なし。
改めて仮想化ソフトの完成度の高さを目の当たりにしました。


今までいろんなOS,機種を触って来ましたが、簡単に纏めると
・インターネットの閲覧→iPad(iOS)
・より複雑なインターネット、趣味→MacOSX
・事務作業などの細かい作業→Windows(2000,XPに限る)
が最適解だと感じます。Windowsは文字のドットがはっきりしているので細かいフォントで大量の文字を表示するのに向いていて、右ドラッグが使えるので作業手順も少なくてすみます。
OSXは何と言ってもマルチタッチのトラックパッド。上下左右どこへでもスクロールできるので、複雑なウェブページや写真の編集などが
楽に出来ます。
インターネットの閲覧だけならiPad。拡大縮小の速さはOSXを超えます。
ゴニョゴニョすればFLASHも見られるので問題なし。ただし、あくまで閲覧のみ。DLしたり、ウェブでの作業をしたりするのには向きません。

Macが着実に進化していくのに対し、Windowsはいまいち進化が感じられません。Windows7にして良かったと思ったことは…
・ドライバとかが自動で楽
サウンドの設定が簡単になった
くらい?何故か外付けHDDの速度が遅くなったり、いちいちソフトの起動時に確認が出てきたりして鬱陶しいことこの上なし。
最近はサブノートだったMacBookProがメインを張るようになる始末。
折角SandyBridgeが出ても肝心のOSがあれじゃあちょっと自作する気が起きません。OSX自作PCに正式対応してくれたら相当燃えるんですけどねぇ。