BLACK CYC ゴア・スクリーミング・ショウ

http://www.cyc-soft.co.jp/index.htm
ブラックサイクの最新作、GSSの簡単なレビューです
インストール容量は1.51GB
メインシステムは800x600スクリーン、未読/既読スキップバックログ、オートモード
各キャラ毎の音声のON/OFFが可能です。またこのゲームの特徴として
GFL(Gore Filtering Level)の調整が可能です。コレは簡単に言えばグロさのレベルを
3段階に調節出来る設定です。グロいのが嫌いな人は1で、好きな人(笑)は3でお楽しみ
下さい、ということで。(私はゲームを吟味するために3でやりました
システム的には基本がしっかりしているので特に悪い部分は感じられません。
メニュー画面でも背景がざらついたエフェクトがかかったりして、細かい演出が格好いいです。
シナリオは簡単に言えば「小さい頃虐められた少女が仕返しする」という簡単な物ですが
シナリオが色んな分岐をするので結構楽しめました。エンディング数は14。
メインキャラである赤青黄の三人が各3つずつ。さらに黒が1、紫が3、白が1。
(色はキャラを表しています。詳しくはHPへ
CG数は差分無しで133。携帯電話や鏡などのグラフィックを含みますが、えちぃシーンが
多いせいか差分が1枚当たり3〜5枚程度有るので相当数の枚数です。
音楽は前作MinDeadBloodを思い出すロック系がメイン。これはBLACK CYC作品でしか
聞けないような、他のメーカーには無い曲の感じなので、新鮮味があります。
えちぃシーンは55。そのうち数種類がGFLによって分けられているので、実質40後半です。
内容は…前作からグロさUP・えちぃさDOWNという感じでした。
前作の東先生のような良悪役キャラがいなかったせいか、ゲーム全体としては残念ながら
前作の方が上のような気がします。内容が気になる人は話を聞くより実際にやってみる方が
いいかと。初めてにはつらいかもしれません。
ゲーム総評として
基本がしっかりしていて、エロゲーの中ではシナリオもしっかりしていたけど、
話のメインである2つの石、ゴア・スクリーミング・ショウの由来、桃音(紫の妹)の
老化の謎、真白の存在理由など疑問点が残る部分が多く、せっかくのシナリオをうやむやに
しているという印象を受けました。もう少しいろんな部分で説明が欲しかったです。
前作みたいにフルコンプ後に何かあるのか?と思いましたが、最終シナリオまで終わって
シーン、CGともに100%orzかなり残念です。
この点以外は全ての面で満足のいく点数が付けられました。評価は86