家の有線LANを配線してみた

うちは2Fの私の書斎に光ファイバーが来ていて、そこから無線LANを飛ばしているのですが、私の部屋は簡易防音(部屋全体が二重石膏ボード+グラスウール)のためか、あまり無線が飛びません。また1Fリビングは有線LANを使いたいデバイスが多いので配線を通すことにしました。

事前にCD菅を通していたのでLANケーブルを通すだけなので簡単と思っていたのですがこれが大間違いでした…

まずは配管通し。

ネットには安いやつから高いやつまで色々あったのですが、安いやつはすぐに先端が取れそうなのと、ケース無しは保管が大変そうだったのでケース入りのものを購入。

うちはLANケーブルの配管以外にも8KのHDMIUSB3.0の延長ケーブルを2F書斎からリビングに通していました。これは書斎に置いた高性能PCでリビングのテレビを使って楽しむための配線なのですが、これらは10mのものを購入して3mほど余っていたので7mほどが内部配管となっています。

LANケーブルの配管も同じくらいの長さだと思って家にあった10mのLANケーブルを使うことにしました。

そして2Fのコンセントを外してみるとCD菅が2つ…どっちがリビングに行くのかわかりません。結局、1Fのリビングから配管通しを入れることにしました。

引っかかりそうな部分をテーピングしていたこともあってあまり引っかかることなく進むのですが、思ったより距離があったので、一度戻って1mごとに配線通しにマーキングして再度入れてみる。

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結果、13mほどCD菅が入っていたことがわかりました。

HDMIケーブルが7mなのになんでLANケーブルは13mもあるんや…

結局手持ちのLANケーブルでは長さが足りず、慌てて新しいものを購入したのでした。

それがこちら。

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エレコムのLANケーブルです。

長さは15m。Cat6Aというグレードになります。

私も知らなかったのですが、LANケーブルのグレードで速度やシールドの種類が違うんですね。

簡単に紹介すると

Cat5e→一昔前の普通のケーブル。速度1Gbps

Cat6→良さそうだけど5eと殆ど差なし。速度1Gbps

Cat6A→速度が10Gbpsに。

Cat7→速度は10Gbpsだけどシールドが一般的なUTPではなくSTP。一般家庭のアースではノイズ問題の可能性有り。端子も本来はRJ45じゃない。

というわけで買うならCat6AのUTP。何となくPF菅に入れるのはフラットじゃない方が良いかと思って、ちょっと太くて頑丈そうなエレコム製を選びました。お値段1009円。

2Fの書斎に出てきた配線通しのさきにLANケーブルを取り付けて1Fリビングから引っ張ります。本当はコネクタを外して引っ張るんだろうけど面倒だったので全体的にテープを巻いて滑りやすくして投入しました。

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1Fと2Fを何往復もしながら少しずつ配管を通し、ようやく開通です。

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配管を通した後はコンセントを元に戻すのですが、LANの端子が大き過ぎてコンセントの穴に入らない…とりあえずデザインナイフでコンセントの穴を拡張し、コネクタの角をカットして何とか通すことができました。

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疲れた…