ML115 G1にIntel NICを挿す

忘れる前にメモ。
キビキビ動かすために購入したIntelNICですが、ML115では起動時にフリーズしてしまって動かなくなってしまうということで、その対策を行いました。
基本的に参考にしたのは以下のHPです。
http://na-ga.net/blog/?p=291
しかし、ちょっと情報が古いこともあり、更に少し情報が不足している所もあったので、今回行った方法を紹介します。

状況確認

ML115Intel Gigabit CT(EXPI9301CT)を挿すと、起動時に以下の文章が出てフリーズする

Initializing Intel(r) boot agent ge v1.3.21
pxe 2.1 build 086 (WfM 2.0)

Intelからデータを対策用データをDL

ここのリンク先の検索結果にある、「Intel(R) Ethernet Connections Boot Utility,​ Preboot images,​ and EFI Drivers」という所をクリックして、ファイルをダウンロードしてきます。
ファイル名は「PROBOOT.EXE」です。
PROBOOT.EXEを解凍ソフトで解凍すると、中にいくつかのファイルが入っています。そのなかでIBAUtil.exeを取り出しておきます。

DOS起動用USBメモリの作成

次に空のUSBメモリを用意します。
リンク先のホームページから、「HP USB Disk Storage Format Tool」をダウンロードし、インストールします。

freeのDOSを導入

上記のFormatToolを使うとき、フロッピーディスクに本来いれるはずのDOSデータが必要になりますが、もちろんフロッピーなんて持っていません。なので、フリーのDOSから必要なデータを持ってくることにします。
http://www.ibiblio.org/pub/micro/pc-stuff/freedos/files/distributions/1.0/fdboot.img
こちらからfdboot.imgをダウンロードし、中を開けます。
Macならマウントするだけ、WindowsならDiskExplorer等を使うと良いかも。
中からCOMMAND.COM と KERNEL.SYSのファイルを取り出し、適当なフォルダ名をつけたフォルダに入れておきます。

USBメモリ作成

HP USB Disk Storage Format Toolを起動します。
DeviceはUSBメモリを選択、FileSystemはFAT、VolumeLabelは適当で。
Create a DOS startup diskにチェックを入れ、その下のusing DOS system files located atの所で、先ほど二つのファイルを入れたフォルダを選択します。
Startを押すと、中のデータが消えるよ?的な警告が出ますがきにせず続行。これでDOS起動が可能なUSBメモリが完成。
次にこのUSBメモリの中身を覗きます。
中に何も入っていないと思うので、そこに、最初に取り出した「IBAUtil.exe」をコピーします。

BootAgentをKillする

ML115以外のPCにIntelNICを挿し、USBブートが出来るようにBIOSを触ります。
USBブートしたらDOSが起動するので、とりあえず日にち入れたり時間入れたりします。
C:/のところまで来たら、下記を入力し、Enter

ibautil -fd

BootAgentをDisableにしました的な文面が表示されたら成功です。
再起動するとBootAgentが起動しないようになります。
これでML115にも使える…はず。
(まだ試してないので分かりません)

来週が楽しみだなぁ