http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20110405_437497.html
実は前にでたときおぉっと思ったのですが、無料では2台までしか対応出来なかったので見送っていました。
今回無料化ということで、面白そうだったので試してみました。
はじめに
http://vvault.jp/
こちらのHPからソフトをダウンロードしてきます。
同時に新規会員登録を行います。
更に、HP上でライセンス購入をしておきます。
購入といっても、Personal版は無料なので、特にクレジットカードなどは必要有りません。
ダウンロードしたソフトをインストールし、再起動します。
起動してみる
インストールが終わったら、スタートアップから「Administration」のショートカットを起動。
ブラウザが開き、アカウント名とパスワードを入力します。
ここで注意なのが、アカウントとパスワードは、VVAULTのものではなく、PCのものを入力する必要があります(私はコレで引っかかりました)
入ったときの画面はこちら。
ストレージの速度が書かれたフォルダがいくつかとメールの設定があります。
今回は160GBの外付けHDDをつなげてみたいと思います。
つなげてみる
良いHDDが見つからなかったのでUSB2.0接続のHDDを接続。
速度は遅そうなので、低速ストレージに。名前は適当に決めて、管理対象パスとして、Dドライブ全体を指定します。ストレージ用のフォルダを指定すれば、その中身だけをひとまとめできるみたいです。
個人的には、この管理対象パスをどう書けばいいのかわかりにくかったので、フォルダを指定するようなインターフェースのほうがいいんじゃないかと思いました。
また、最終的には1つのフォルダにマウントするのに、ドライブレターを管理対象パスにするのも違和感が有ります。むしろドライブレターが無いHDDをひとまとめにできたらいいなと思いました。
つなげてマウントするとこんな感じになりました。
今回は中身のあるHDDを使用していて、他PCでいれたデータだったためか、データの同期エラーが発生しましたが、まっさらのHDDを使うとエラーは出なさそうです。
同じようにUSBメモリもつないでマウントしてみました。
結果
これがHDDだけ
これがUSBメモリだけ
これがVVAULTのフォルダになります。
ちゃんと二つ分の容量が足された領域になっています。
中を見てみると、どうやらフォルダの階層などだけが全てのドライブにコピーされて、そのうちのデータだけがどこかのフォルダに入るようになっているみたい。
データの使用頻度によってHDDの導入先も変わるみたいなので、高速な単一ドライブとして使えそうですね。
惜しむらくはデータのバックアップに対応していないこと。
WindowsHomeServerのDriveExtenderは、同じデータをフォルダごとに2つにコピーすることで冗長性を保っていました。
このVVAULTは同じようなことをやろうと思えばすぐできそうなフォルダ管理システムですので、
可能であれば、バックアップのレベルも決められるようになれば良いなーと思います。
例えば、レベル1なら2台のHDDにバックアップ。
レベル2なら3台のHDDにバックアップ。
ここまで出来るようになれば、DriveExtender要りませんねw
ともかく、期待できるソフトウェアです。オンラインの認証が必要なのが気になりますが、やっている事自体はオフラインの中で十分対応出来そうです。
長期的に見ても、非常に良いソフトではないかと思います。