Samsung GALAXY Note レビュー (その2 IME編)

GALAXY Noteは海外版しかなく、初期設定のままでは日本語の入力が出来ません。
そんな訳で、ほぼみなさんが導入すると思うIMEを比較してみました。

いろんな所でAndroidのアプリのレビューは有りますが、時間が経つと
次々に良いソフトが出るので、結局どれがいいんだよ!って事になります。
あくまで現時点でのオススメということで。

Samsung IME


GALAXY Noteに最初から入っている入力ソフト。シンプルながら高速な動作と
手書き入力にも対応している、意外に高機能なソフト。
残念ながら日本語の入力は出来ません。

Swype

キーボードをなぞって入力するソフト。使い勝手が悪いので割愛。

Simeji


軽い動作とマッシュルームと呼ばれる追加機能で有名になったIME
確かに動作は速いんですが、写真を見て分かる通り、サイズが合いません。
表示部の8割位持って行かれるので常用は難しいです。

OpenWnn Plus


Wnnフリック入力が追加されたIME。日本語変換の候補に数字が出てくるのが
便利ですが、動作速度は下で紹介しているOpenWnnフリック対応版の方が速いです。

OpenWnn フリック対応版


Wnnフリック入力が追加されたIME。キーボードの表示サイズが小さいので非常に
使い勝手がいいです。動作もかなり高速で快適。日本語の変換は単語ごとの変換で
長文の変換は苦手ですが、記号ボタンを長押しすることでマッシュルームを起動
出来るので、そこからGoogle変換まっしゅ等でSocialIMEを呼び出すことで難しい
変換やマニアックな変換も一発で変換出来ます。
フリーで使うならコレが一番便利です。

7notes with mazec


GALAXY Noteのスタイラスを十分活用出来るアプリがこちら。驚きの変換精度を持つ
手書きIMEアプリ。変換速度は速いし、精度もいいし、今までの手書きではほとんど
無かった、ひらがなの入力からの漢字変換や日本語+英語の混ざった言葉の変換も
可能。GALAXY Noteのスタイラスは追従性も良いので最高のお供になりそう。
とは言え、入力だけならやっぱりフリック入力の方が速い訳で。
ペンをメインで使う人には是非購入を検討して欲しいアプリです。(980円)

ATOK for Android


日本語入力といえばATOK。昔から変換精度に定評のあるATOKAndroid版です。
1500円もする、Androidの中では比較的高価なソフトですが、そのぶんの価値は
十分にあると思います。
・やっぱり変換精度が高いです。上のソフト達とは比較になりません。
・写真のフラワータッチの他、フリック入力や2タッチ入力なども完備。
・テンキーの表示サイズを変更出来ます。その他細かい調整が色々出来ます。
・他のアプリとの連携も出来ます。例えばマッシュルーム対応等。
・絵文字や顔文字、定型文等様々なショートカットを自在に使用出来ます。
速度だけで言えば多分OpenWnnの方が速いですが、変換精度が非常に高いので、
長文を打てば、確実にこちらのほうが早く打ち終わるでしょう。


結論。
タダで何とかしたい→OpenWnn フリック対応版
手書きで入力→7notes with mazec
入力でイライラしたくないorお金持ち→ATOK
ということになりました。