外勤で色んな修理をやっていると、色んなお客様が居ます。
明らかに自分の過失でありながら頑なに製品のせいにする人もいれば、
ちょっとした機械の使用説明で「ありがとう」と心から感謝してくださる人など
様々で、どんなお客であっても新鮮で、勉強になります。
その中で特に印象に残っている修理伝票をちょこっと紹介します。
対処法も紹介しますので、もし同じような症状が出ていたなら試してみましょう。
第三位 リモコンが効かないと言うことで家に行ったらただの電池切れだった
これはご年配の方に結構あります。
電池を交換すると普通に使えるのに、交換せずに使えなくなったと言う事…も時々ありますが、
かなり昔に買った電池をそのまま持っていて、その電池に交換しても動かなかったという
ような症状です。
これは電池を放置することで電圧が低下していたため、新品未開封の物を使用したとしても
最初から電池切れに近いような状態になるため起こるみたいです。
「電池を交換しても動かない」
というときは、まず100円ショップなどでも良いので新しい電池で試してみることをおすすめします。
第二位 テレビを見ていて時々映像が止まる
これもよくある話ですが、地上デジタル放送の受信感度が低いため、時々映像が止まり、画像が
乱れるという症状です。
よくこれをテレビのせいだといってクレームになるのですが、その殆どが受信感度が低いためです。
一部では「昔のUHFアンテナがそのまま使えるからアンテナを買い換える必要は無い」という話をする
販売員の人も居ますが、古いUHFアンテナ+ボロボロのケーブルではどうしても受信感度は安定しませんし
高い受信感度になりません。
上記の症状が出る場合はTVの機能として搭載されている受信感度の表示を行い、受信感度が80〜90程度
あるかどうか確認するのが良いと思います。
私の経験上では、
〜50:視聴に耐えないほど頻繁に映像がストップする
〜60:晴れの日ならほぼ問題なく見れるが天気が悪いと映像が止まる事がある
〜70:たま〜に映像が止まる。時々なので鬱陶しく感じる
80〜:ばっちり視聴可能
*強すぎても機器に悪影響があるので注意です。
こんな感じ。これを参考にして、受信感度が足りない場合は、少し高価でも後々の事を考えて、
少しよさげなアンテナを購入することをお勧めします。