14日(月)13:30-14:30ウィルコム、シャープ、マイクロソフト、インテルで「新製品発表」記者会見

(via:Usewill.comさま)
http://kamo.pos.to/dpoke/willcom-atom2008.html
Atom搭載機の最初の端末はWILLCOMからと言われていたので、この端末でしょうね。
この情報端末でどのような事が出来るのか気になったのでちょっと調べてみました。
まずSilverthorneと呼ばれたCPUですが、型番はZ500シリーズ。
動作クロックは800MHz〜1.86GHzでTDPは最低クロックで0.6〜0.8W程度と言われています。
SSE3までの拡張命令に対応し、上位モデルのみHTにも対応。
恐らくWILLCOM端末には800MHzのZ500が搭載されるのでしょうが、その性能は
以下のHPが参考になります。
http://www.computerbase.de/news/hardware/prozessoren/intel/2008/maerz/erster_benchmark_intels_silverthorne/
SuperPIの結果ですが、1.6GHzのSilverthorneはDothanコアの900MHzCeleronと比べても遅く、
Pentium3の1.2GHz辺りのスコアとなっています。
このスコアは大体A110搭載機(LOOX U等)と同等のスコアであることから、実際の体感速度も
似た感じになるのでしょうか。
しかし、このスコアは1.6GHzのもので、同じアーキテクチャでクロックが半分の800MHzでは相当遅くなりそう。
日常使用では問題ないけど、複雑なシミュレーションをやらせたりエンコードやらせるのはほぼ無理でしょうね
(そもそもそんな用途は考えてないんでしょうけど。
そして気になるのはグラフィックの性能。モバイルゲーム機として使用出来るかが個人的な購入かどうかのカギなんですが
性能表を見ると、DirectX9.0対応で、フィルレート400Mpixel/s、動画デコード機能搭載となっています。
フィルレートの例を挙げるなら

PSP=664Mpixel/s
nVIDIA GeForce2MX400=400Mpixel/s

大体PSPの2/3位の性能て事でしょうか。液晶解像度を考えると3Dゲームは出来なくは無いけど快適さは無いといった感じになりそうです。
因みに他の機器としては

ニンテンドーDS:33Mpixel/s
・PS:66Mpixel/s
PS2:2.4Gpixel/s
PS3:8.8Gpixel/s

こんな感じでした。単に数字だけで実際の動作が決まる訳ではないですが、参考になるかなーと。
動画共有サイトは実際使ってみないと分かりませんが、flv内のH.264がハードウェアデコード可能なら、ニコニコ動画Youtube
比較的快適に見れそうですね。LOOX Uでも600MHz駆動させると結構カクカクになったりするので気になりますね。
とにかく、早く実機こーい