晩白柚を食べてみた

この間実家に帰った時に晩白柚ををゲットしてきました。
晩白柚って何?って人はこちらをまず見て下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%A9%E7%99%BD%E6%9F%9A
熊本県八代市の名産品の、めちゃでかい柑橘類のことです。
うちの田舎は元々大きなみかん畑を持っていて私のじいちゃんがみかんを作っていました。
私が小さいころはみかんレールに乗って遊んだり、みかん畑を走り回って遊んだりしてました。
最盛期の頃はお手伝いさんとかもいるまあまあでかい家だったんですが、じいちゃんが体を悪くしてみかん作りを辞め、亡くなってからは一部を残して畑を売却、残りのみかん畑は放置という状態です。


それから約10年。


手入れをしなくなったみかんは次第に見た目も味も悪くなってきているんですが、それでも家の近くに植えてあった晩白柚は毎年少しだけ実をつけてくれます。
それで、毎年冬に田舎からいくつか送られてくる、というわけです。


いわばじいちゃんの遺作ですね。


ってことで実物はこれ。

ちょっとしなびてるけど、晩白柚は皮がめちゃ厚いので、見た目は駄目でも中身は綺麗でツヤツヤなのです。
そして晩白柚は香りが非常に良くて、皮からなんとも言えない高貴な香りがします。晩白柚って名前も如何にもすごそうだしね。


中身はこんな感じ。

サイズ感は…iPhoneで分かるかなぁ

長年手入れをしてないせいか、種の量が半端無く多いんですが、味はそんなに落ちていませんでした。みかんといえば薄皮を持って真ん中から割ろうとすると果汁プッシャーってなる事も多々ありますが、晩白柚は果肉の一粒一粒が硬いせいか、果汁は殆ど出てきません。実を噛むとプチプチとした果肉から果汁が出てきます。普通のみかんと比べて独特の甘みと食べごたえがあります。


本当は皮とかも甘く煮て食べたり出来るんですが、私はそこまで料理出来ないので…廃棄。


久々に食べた晩白柚、美味しかったです。