VVAULT v1.5βがいい感じ

http://vvault.jp/
うちのデータサーバで使用しているVVAULTという、複数のHDDを1つのHDDとして
使えるというソフトが、ベータ版ということでアップされていました。

Windows Home Server 2011 完全対応への道のり 第2歩
http://vvault.jp/blog/?p=512

メインはWindows Home Server 2011への対応の強化みたいですが、その中に
・仮想ドライブをリムーバブルからハードディスクへ変更
速度改善の実施

があります。
うちのサーバは合計4つのHDDを使用していて、中のデータが細かく区分けされているため、ひとつのフォルダに1000〜2000の小さなフォルダが入っています。
そのフォルダを開けるとき、毎回非常に時間がかかっていました。
今まではWindows7のしょぼいファイルシステムのせいだと思っていたのですが、VVAULTではないHDDだとそこまで遅くはなかったため、VVAULTが原因だと考えていました。
また、頻繁にアクセスが起こった場合、ファイルが無くなったように表示されることもしばしば。F5で更新すれば表示されますが、ちょっと不安定だなぁと感じていました。
例えば、バックアップにBunbackupというソフトを使用しているのですが、元フォルダにVVAULTのフォルダを選択すると、データが認識されないということも。

そういうわけで、Home ServerではないWindows7にv1.5を導入してみました。
間違えてVVAULTをアンマウントせずにソフトを導入したため、なんだかエラーが出たっぽいですが、あんまり気にせずにインストールを終了・再起動させました。


そして今現在色々使っていますが、感想として、
・非常にアクセスが早くなってます。今までフォルダ一覧が表示されるまで10秒位かかることもあったのですが、今のところ毎回1秒以下で一覧表示が完了します。
・今のところ一覧が消えたという症状は出ていません。
・Bunbackupでデータが認識されない症状も出ていません。

非常に満足の行くバージョンアップでした。
しかし、やっぱり自動ミラーリングやゴミ箱機能は欲しいところ。
応援してますので頑張ってください>VVAULTの中の人様


PS.VVAULTチャレンジという企画がちょっと前にあったのですが、そこの最大容量チャレンジは7.25PBという結果でした。
ペタって。どんだけHDD積んでるんだよ…と思ったら、仮想HDD(シン・プロビジョニング)を使えば可能なんですね。
ちなみに、Wikipediaで調べてみると、

Windows NT用NTFSドライバはボリュームサイズを256TB、ファイルサイズを16TB に制限している。

とのこと。へぇ〜