SONY DSC-WX1かんたんレビュー

寮にカードリーダーを持ってくるのを忘れたので、肝心の画像はまた後で。
今回は簡単なWX1の紹介とレビューをしたいと思います。
WX1ってどんなの?っていうと、

こんなのです。
比較になる良い物がなかったのでそのまま撮影してますが、最近のデジカメとしては
表面積が小さく、ちょっと厚めのボディになっています。
厚めとはいってもレンズ部の出っ張りも小さく、すっとポケットに入る感じ。
黒はシルバーと違ってギラギラせず、でもレンズ周りはしっかり光沢があってかなり好みのデザイン。
そして最近では珍しくなくなりましたが、結構高倍率+広角。
一昔前までは光学3倍ズーム+35mmっていうのがデフォだった気がしますが、今では
光学10倍+28mmという機種もあったりして、久しぶりにデジカメのスペック表を見比べて
びっくりしました。
こいつは光学は5倍とスペック的には見劣りしますが、この厚みで5倍なら必要十分じゃないかと。

↑光学5倍ズーム時でこれくらいしか出っ張りません。
そしてこのサイズではかなり広角な24mm。更にF2.4という明るいレンズが搭載されています。
センサは高感度に定評のあるExmorR。当時ビデオカメラに初搭載されたときは圧倒的な高感度で一躍有名になった裏面照射型のCMOSセンサです。
裏面はこんな感じ。

シンプルでちょっと安っぽい感じはしますが、ボタンに適度なクリック感があってあまり不満はありません。
あまり他では言われていない所ですが、液晶がアクリルパネル(かな?)の下にあるため、液晶面へのダメージが少なそうなのが好印象。保護シールを付ければキズは防げるけど割れは防げませんからね。少なくとも前使っていたFinePixF30よりは気楽にポケットに入れれそう。
画質については後で詳しく話すとして、今回は簡単に紹介。
他でも言われているとおり、昼間の風景などを撮るには余り向いていないと言わざるを得ません。
CMOSのためなのか、色乗りが悪く、また最低感度がISO160なのでちょっとノイジー。でもISOが上がっていってもそれほど大きな変化も無くISO1600位まで普通に見れます。
ISO3200クラスになると流石に厳しいですが、ブログ用では十分見れる画質。FinePixF30よりも上に感じます。
あちらは手ぶれ補正も無く、35mmだったので、居酒屋などでは圧倒的にWX1が有利っぽいです。
更に高感度な設定として、「手持ち夜景モード」と言うのがあります。
6枚連続撮影し、ノイズを除去するという仕組み。WX1はISO160でもこれを使えるため、かなり強力なノイズ除去が可能です。
撮影後少し時間は必要ですが、止まっている物の撮影ではコレにしておけばとりあえず綺麗〜みたいな感じ。
あと、ソフトウェアの向上を感じたのはオート設定。
こいつのおまかせオートは本当にオートでした。

これが普通の状態。左上のマークはiとカメラ。

近くの物を撮ろうとした時。カメラを向けるだけで勝手にマクロ設定に。

明るいところに向けると逆行設定に。かなり賢い。

たまに間違えることもありますw
ここまでオートがしっかりしてくれると、ぱっと出してすぐ綺麗に撮る、というのが簡単に出来ます。
他のカメラでコレより高画質だったり高機能なのはあると思いますが、オートで何も考えずにパシャパシャ撮るというコンデジの用途からすればこの機種はかなり良いんじゃないかな。
そして言われていた通り、高感度はかなり強い。高級コンデジクラス。
といっても今部屋にはiPhone位しかカメラがないので、明日辺り、iPhoneと並べて撮影してみようと思います。