凄いタイトルですが、実際それくらいインパクトのあるニュースでした。
それはOrbLive。家にあるデータを変換して外から再生するソフトですが、
予想外に素晴らしい出来だったので紹介したいと思います。
まずは
http://www.orb.com/jp/download/
こちらのページからOrbの本体をダウンロードし、インストールしておきます。
ユーザー登録が必要なのでメールアドレスを用意しておきましょう。
インストールが終わったら動作確認に入ります。ファイアウォールのポート確認などを忘れずに。
インストールが終わったら起動時にOrbアイコンが追加されます。
このアイコンから設定で色々いじれますが、iPod touchで使用する場合、データの保存場所以外は
特に触る必要はありません。
ここまででPC側の設定は終了。次にiPod touch側の設定に入ります。
iPod touchはJailbreakしておく必要があります。最近は脱獄もかなり簡単になり、
iPod touchをiTunes等で初期化する
↓
http://download.ziphone.org/
こちらのページからZiPhoneをダウンロードし、解凍する
↓
起動し、Jailbreakをクリック
これで終了。
次にiPod touchのInstallerを起動し、OrbLiveというソフトをダウンロード、インストールしておきます。
これで準備完了。
OrbLiveのアイコンをクリックするとアカウントとパスワードを聞かれるので、先ほど登録したアカウントでログインします。
すると下にカラフルなアイコンがある画面になりますので、左から
音楽、ビデオ、写真、設定
を選ぶことが出来ます。それぞれの説明をしますと
音楽:PC側で音楽フォルダを設定した中のファイルを見ることが出来ます。アーティスト、アルバム名で検索出来るので
簡易iTunes化出来ます。もちろんフォルダ単位での閲覧も可能。音質も結構良い感じ。
ビデオ:ビデオを再生可能です。ffdshowのような多用途コーデックを使用しているため、元ファイルの形式に関わらず
殆どのビデオファイルが再生可能です。私が確認した所ではAVI(DivX),WMV,MP4,FLV(ニコニコ動画)はOKでした。
解像度についてですが、以前は1280x720で不具合があったものの今回その不具合は出ませんでした。
写真はそのまま写真が表示出来ます。コレもiPod touchで再生不可のファイルもOrbを通して再生可能です。
音楽のiTunesばりの使い易さにも驚きましたが、やはり一番の驚きはビデオ機能。
ハイビジョンクラスの映像でも選択してから再生までに約10秒。下手すればYoutubeでの待ち時間より短いです。
動画は本体を左に倒した時のみ横表示可能。右に倒すと横表示出来ませんw
画質はまあまあ。私の環境だとYoutube高画質程度でした。
現在気になるところは
・時々PC側でVisualC++のエラーが出る(うちの環境だけ?
・動画再生中でも自動的に輝度が落ち、スリープモードへ移行してしまう
スリープモードへ移行してしまうのはソフトウェアで何とか出来そうなので、今後のバージョンアップに期待です!
PC側ですが、私の環境(Athron64 3500+(2.2GHz))使用時でCPU使用率を測ると、mp3転送時で大体33%、
VGAの動画で約50%、ハイビジョンクラスで70%ほどで、それほど高性能なPCではなくてもリアルタイムで転送可能ぽいです。
転送速度は動画の種類は内容によって結構変わりますが、大体100KB/sほどなので、イーモバイルならもしかしたら
リアルタイム視聴出来るかも知れません。明日辺りもう一度イーモバイル回線で試してみたいと思います。
それにしても、いつかは出ると思っていましたが案外早く出てきましたね〜
これがiPhoneの回線(1Mbps以上でる3G)で使えるなら
VNC使って家のPCから欲しい動画をDL→Orbを使って視聴
という力業が可能になり、iPhoneで全て完結出来る、最強の情報端末になります。
3GiPhoneがさらに待ち遠しくなりました。