富士フイルムのFinePix F50fdはF30の後継機と成りうるか?

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2007/09/19/7036.html
という事で試作器ながらかなりの枚数のサンプルが置いてあります。
比較はF50fdの12M、6M、F31fdの6M、ソニーのW200での撮り比べになっています。
私が所持しているF30とF50fdを比較すると…

・CCDのサイズが1/1.7から1/1.6に大型化
・画素数が630万画素から1200万画素へ大幅アップ
・SDカードに対応
・CCDシフト型手ぶれ補正を搭載
・液晶が2.5型→2.7型へ大型化
・顔認識機能搭載
・ボディの薄型化

などなど、他にも改良点は数多く見られます。しかし、富士フイルムの魅力であり、独断場であった

・どれだけ撮れるんだ!?という位の驚異の電池の持ち
・暗くても比較的ノイズがのりにくいCCDの感度の良さ

はどうなったかというと…
すっかり消えてしまいましたorz
比較写真を見るとよく分かりますが、1200万画素の撮影ではISO400でもしょんぼり画像に。
F50fdの6MとF31fdの6Mで後者の方が綺麗ってどうなのよ>富士フイルム
いくら画素数が高くても、手ぶれ補正かけても、レンズが良くても、こんなノイズまみれの絵しか作れません。
明るいところでは綺麗に撮れてもちょっと日陰に入ればすぐにISO感度は上がります。
世間一般では高画素数→高画質という考えをもつ馬鹿な人たちが増えたせいで富士フイルムは「普通の」デジカメ
メーカーに成り下がってしまいました。恐らく今からまた600万画素の機種を出しても売れないでしょう。
真のF30の後継機はいつになったら出るのでしょうか…
ちなみにF30は手ぶれ補正や顔認識機能などは付いていませんし、少し分厚いですが、今でも愛用している素晴らしいデジカメです。
ブログを調べてみると購入したのは去年の6月。もう1年以上も使用している訳ですが、
未だに電池の充電は5回しか行っていませんw
何か、すっごい持つんですよ、電池が。で、使わないときの電池の減りがほとんどありません。
W-ZERO3等は電源を消して2週間ほど置いておくと電池が無くなってたりしますが、こいつはそんなことありません。
先月は東京へ旅行して、熊本へ旅行して、合計300枚ほど撮影しましたが、未だに電池残量は一メモリも減りません。
ちょっとフォーカスが甘かったり白飛びすることはありますが、現行機種でここまで電池が持って高感度なデジカメはありません。
安売りだとF31fdでも2万を切って購入できるので、デザイン的に問題が無ければ今売られている機種よりもF30もしくはF31fd
おすすめします。今のデジカメは画素数のみのへなちょこ機種ばかりでおすすめ出来ませんよ〜