富士フイルムの新型発表!!

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2007/07/26/6726.html
個人的には「デジカメと言えばFinePix」というくらい好きなメーカーの
富士フイルムから
FinePix F50fd
FinePix Z100fd
FinePix S8000fd
が発表されました。

F50fdはスタンダードタイプのコンデジF31fdの630万画素、F40fdの830万画素から1200万画素まで
大幅に画素数を上げてきました。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2007/07/26/6680.html
CCDハニカムも第七世代にアップ、素子も少しだけ大きくなっているみたいですね(1/1.7→1/1.6インチ)
私は現在F30を使用していますが、他メーカーの機種と比べて、明らかに暗所に強いです。
通常の写真サイズならISO1600でも十分だし、何と言ってもぶれにくいのが魅力。
手ぶれ補正付きの機種はキャノン、パナソニックとも素子が小さく、ノイズに弱いので、
静止している物を撮影するときは良いのですが、飲み会など暗所で撮影する機会が多い私には
ボケ画像だらけで使い物になりません。その点F30は多少画質が劣る物の十分なシャッタースピード
を維持してくれるので役立っています。数台デジカメを購入していますがその中では一番良く
持ち歩いている機種です。しかしそんなF30にも弱点が…

・何と言ってもXDピクチャーカードが使いにくい
・ちょっとでかい
・やっぱ手ぶれ補正が欲しい

F40fdには少し期待していたのですが、結局画素が上がっただけで画質は落ちるというしょんぼり機種でした。
しかし今回のF50fdには新機能がたっぷり!
・手ぶれ補正対応(念願のCCDシフト方式!)
・XD/SDカード兼用スロット搭載!
・ISO6400まで対応(4点1画素にして擬似的に感度アップ?
これだけでも十分買い換えに値するレベルです。現在デジカメを持っていない人や、持っているけど
暗所で使えないとお悩みの方は是非。
しかし、気になる所や改善して欲しかった所もあります。

焦点距離35〜105mm相当3倍ズーム

パナソニックやキャノンが広角+高倍率ズームにシフトしているのに対して、富士は
よく言えば標準、悪く言えば時代遅れな設計。やはり28〜112mmの光学4倍くらいのレンズを
搭載して欲しかったな〜と思います。

やっぱりまだ大きい

携帯は最近あっという間に薄型が流行になりました。薄すぎるのもどうかと思いますが、
ポケットの入りが良く、出し入れに便利です。他社も少しずつ薄型化が進んでいますが
富士は現状維持。あと数ミリ薄く、数十グラム軽かったら…と考えてしまいます。

動画性能が落ちた?

今までの機種は確かMotionJPGの30FPSだったと思うんですが、25FPSに。
デジカメの動画機能を結構頻繁に使う人は注意です。25FPSと30FPSでは明らかな差があります・
個人的には60FPSまで対応して欲しかったのですが、これはCCDの速度限界かな〜

FinePix Z100fdは薄型、手ぶれ補正、光学5倍ズーム対応と全機種からかなり進化してますね。

内部屈曲型のズームなのでレンズが外に出ないのも良いです。しかしこの手のズームは
ワイド端でのF値が大きいので高感度には向いていないので、暗いところでの撮影にはF50fdには
劣ると思います。しかし小型で使いやすそうなので、結構売れそうですね〜

FinePix S8000fdは一眼レフとコンパクトデジカメの間であるネオ一眼に近いデジカメ。

小さめの素子とはいえ手ぶれ補正+光学18倍の威力は凄そう。

てことで富士フイルムの新型発表ですが、出来が良いようでしたらF50fd辺りに
買い換えるかもしれません。ってまた金使うのか…