EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜

EXTRAVAGANZA ~蟲愛でる少女~ 初回特典版

EXTRAVAGANZA ~蟲愛でる少女~ 初回特典版

http://www.cyc-soft.co.jp/b-cyc/b-cyc-main.htm
久しぶりのレビューはBlack CycのEXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜です。
最早デフォ買いメーカーとなったブラックサイクですが、今回も素晴らしい作品に
仕上がっています。
システムは800x600のNaynit Kcalb Studio AVGシステム。多少動作は重いですがディザー処理など
グラフィカルな表示が多く、見た目にも面白いシステムです。
インストール容量は1.91GB。セーブデータは12x10。AVGとしては平均的な量です。
そのほかギャラリーモードとしてCG,シーン再生、音楽鑑賞モードがあり
CGは差分無しで75。大作の割には少ない数ですが、差分が大量にあるので
差分有りで合計624。シーン再生108と凶悪な量を誇りますw
さらにおまけとして途中までクリアするごとに1つずつ、合計3つのトランプゲームが
追加されますが、これは本当におまけなのでクリアしても何もありませんでした。
シナリオは合計8つのストーリーに分かれていて、会話を選択していくのではなく
チャート探索式AVGという名の通り会話後の展開を選択していくことで話が変わります。
簡単に言えばフローチャートを完成させていくという事でしょうか。
話の流れは大きく分けて3つ。
蟲使いの煉悟くん(笑)が非道の限りを尽くす「幼蟲の章」
ひどい仕打ちを受けながらも頑張って生きる夢美を描く「蛹蟲の章」
始めから15年後、蟲使いの終幕を描いた「成蟲の章」
比率は1:7:2位で蛹蟲の章が多く、また色んな展開が楽しめる章になっています。
内容は簡単に言えば「主人公夢美の人生を描いた物語」
しかし普通の家庭用ゲーム機であるような、また最近流行の萌えゲーによく見られる
家庭用ゲーム機への移植を前提に考えたような甘っちょろい展開は一切無し。
「流石BLACK CYC。流石18禁!」
と思えるような描写が多く見られ、まさに外道
しかしえちぃ重視かといえばそうではなく、ゲーム内で、しかも18禁でしか表現できないような
絶妙なシナリオとなっています。
また、このメーカーでは毎回のことですが、男キャラクターが格好いいです。
あと蟲。蟲いいよ蟲。
CGに関してはホームページを見て分かるとおり、ほとんどがアレなシーン。
いつものBLACK CYCと同じでぶっとびなCGが多いです。全作ゴアはあのクソピエロが良い味出していましたが
今回はその役を蟲さんがやっています。触手嫌いな人はやめておいた方が良いかも。
特に蟲姫エンド。色んなキャラが触手出しまくりで(´・ω・`)になること間違いなし。
ということでいつも通り中身のないレビューになりましたが、やっぱりこの「18禁」という
限られた場所でしか表現できない内容、そしてそれを再現する数多くのCG、悲しさと哀れみを
感じるBGMなどすべてが高レベルで合わさったEXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜。
気になった方は是非購入してみてはいかがでしょうか。
(一応スタッフロールに[guchi]の名前もあるよ
前作、前々作と比べてもさらにレベルアップした作品ですので必見です。
点数は91。次回作の「GUNKATANA」にも期待しています。

購入はこちら(Amazon)

P.S.攻略はかなり難解になっています。
公式ホームページに微妙に役に立つ攻略ページがありますが、かなり回りくどい解説なので、
ずばっと行きたい方はこちらのHPの攻略サイト
見るのが良いかと思います。それでも最短ルートで必要セーブデータ数40超えますがw