使用感など

細かな写真などは後にするとして、まずは初めて触った時に思ったことを書きます。
箱について
箱は普通の携帯電話と同じサイズ。デザインは白+水色のあっさりしたデザイン。
中は三段重ねで上から本体+充電池、次にソフトケース、最後に説明書。

W-ZERO3本体について

軽っ!あぁ、電池とW-SIM入ってないのか…と思ったら電源付くよ!?
とかなり驚いた。いつも携帯よりりなざう(SL-C860)を持ち歩いているので、
それと比べるとかなり軽い印象。縦に持っても幅が狭いので持ちやすい。
あぁ、もちろん普通の携帯電話と比べると桁違いの大きさです。
携帯=MSと思えばW-ZERO3=MAって感じです。(微妙な例え
本体の液晶周りはつるつるしていてすごく指紋が付きやすい。というか、ヤマダ電機の方で
アップデートをやったのか、初開封時から指紋付きまくり。これは酷すぎ。
本体側面はざらざらした触感のプラスチック。この部分が結構ちゃちい。同じような素材のPSP
と比べても明らかに質感で劣る。この辺はコストパフォーマンスを重視した結果か。
裏面もつるつるとした素材。ここが一番指紋が目立つ。PSPより酷い。でも見なければ
気にならない(当たり前)素材としての強度は問題ないと思う。
ちょっとショックだったのが本体上部がぎしぎしときしむ事。
上下をスライドする機構で、上部と下部の隙間があるせいか、結構きしむ。
端っこを押すほどきしむので、通話ボタンなどを押すときにぎしぎし。これってハズレ機種なのか?
液晶はとても綺麗。バックライトも明るいし視野角も広い。でもソフトはほとんど2倍表示のQVGA
何か損してる気がする。インターフェースは素直にリナザウの方が上と感じる。
液晶下の丸い方向ボタンは押しにくい。上下左右にもっと余裕をもって大きな円の方向ボタンに
して欲しかった。それ以外のボタンは概ね良好。

キーボードについて

キーボードのスライドはW22Hのある程度行くとシャコーンと飛び出すタイプ。結構速度が
出るので怖い。すぐ壊れそうな感じがする。
ちょうど後ろにカメラがあるので気になって片手でシャコーンしにくい。
キーボードはちょっといびつな四角のキー。一部を除いてほぼPCのキーボードと同じなので
それほど違和感はない。違和感はない…けど、神がかっている、というレベルでも無いと思う。
ずっと使ってきたからかもしれないけど、りなざうSL-C700〜C860のキーボードは
Ctrlが無いことをのぞけば自分的には最高のキーボードだと言える。
適度なクリック感もあるし、ボタンごとの溝(というかでっぱり)もあってキーの位置を把握しやすい。
上下左右のキーも他のキーから少し離れた所にあってミスが少ない。
それに比べてW-ZERO3のキーボードは真ん中から扇状にキーがあるせいで
Gのキーを左手で押せないorzさらにFとHにあったでっぱりも無くなってる。これがあったから
りなざうの場合は机においてブラインドタッチまで出来たというのに。ちょっと残念。
それからキーボードを両手で持つ時に、本体の端っこが少しとがっていて痛い。
この辺はヤスリですぐに何とかなるからまぁいいか。
よくなったのは各種キーにバックライトが搭載されたこと。
個人的には青色LEDを使って欲しかったけど、バックライトが搭載されただけでもよしとしよう。
…とまぁ結構悪い事ばっかり書いた様な気がするけど、まだ使い始めたばかり。
ソフトウェア的にはLinuxを積んでいるとはいえ独自路線のりなざうとほぼ世界基準となるWindows
ではフリーソフトの数も桁違い。色んなソフトを試してみたいな〜

http://f27.aaa.livedoor.jp/~optplace/cgi-bin/upbbs/img/200.jpg
W-ZERO3SL-C860

http://f27.aaa.livedoor.jp/~optplace/cgi-bin/upbbs/img/201.jpg
W-ZERO3PSP
大きさ比較ってことで。

ソフトについて

最初にオンラインサインアップというのをしてWILLCOM用のメアドの自動設定をする必要が
あったんだけど、家で無線LANで設定しようとしたため上手いこといかなかった。
このせっていはW-SIMでやらないといけないみたい。
IEmobileは予想以上に軽快な動作。W-SIM接続でもサクサク表示される。
でも解像度がしょぼい。フォントは一応VGAっぽいけど絵はQVGAの4倍拡大。
なんじゃそりゃ?といいたくなる。あらためてりなざうNetFrontすごいと思った。
OperaMobileは何故か無線LAN接続中でもW-SIMで接続しようとする。
しかもその対応時間が凄く短くてW-SIMの接続前に回線が切れるw
で、結局接続できず。一応タブブラウザGoogle系のJavaも動くみたい。
メモリ解放に関してはOSがしょぼいとしかいいようがない。
何で一々メモリを解放しないといけないんだ、と。
最近のモバイル用CPUは速度も上がってるし、毎回起動でいいんじゃないか?
まぁ、それに対応するソフトもあるからある程度問題解決にはなるけど。
http://homepage3.nifty.com/UK-taniyama/tools/GSPMagicPP.html
とりあえずこれ入れてみた。終了時に自動でタスクを終了してくれるスグレモノ。
W-ZERO3の場合、終話ボタンもあるからタスクを終了させたい場合は右上の×、
残しておきたい場合は終話ボタンと使い分けが出来る。
ソフトウェアで一番驚いたのはPDFビューア。
リナザウでもフリーでxpdfというソフトが存在していたけど、テキストベースの
PDFがギリギリ見れるというレベルだった。
今回搭載されてるのは携帯などでもよく搭載されているピクセルビューアPDF。
これの動作を見たときは、本当に感動した。
うわ〜速っ!なんじゃこりゃ!!と。
ズームモードにしてキーボードを直して横向きに持つ。(画面も横
PDFを開くと綺麗なフォントでほぼ完璧に表示されてる。
スタイラスでドラッグすると画面の移動、方向キーの左右でページの移動、
方向キーの上下で拡大縮小とほぼ完璧なインターフェース。
描画もかなり速いので実用的なソフトウェアだなぁと関心。
どうせこれ入れるならWord用とEXCEL用のピクセルビューアも入れて欲しかったな〜