Kobo Gloが届きました。簡単レビュー 3回目

今回はフロントライトについて紹介したいと思います。
Kobo Gloには念願のフロントライトが付きました。
フロントと言っても、実際はe-Inkディスプレイの上に
拡散板が有り、本体下部にあるLEDの光を拡散させることで
画面全体を照らすような仕組みです。
KindlePWは4灯のLEDみたいですが、Kobo Gloは5灯のLEDで画面を
照らしています。
KindlePWとの比較はGIGAZINEさんのレビューが分かりやすいです。
http://gigazine.net/news/20121119-kindle-paperwhite-kobo-glo/
Kobo Gloのフロントライトは使用環境にもよりますが、全体的に青っぽく
見えます。雰囲気としては、昔の携帯電話で流行った「ELバックライト」
の光り方が近いと思います。
他のレビューでもありましたが、光り方はKindleの方が良いみたい。
黒がしっかり黒く表示されていますね。
Kobo Gloはライト用のボタンがあり、例えば急に暗くなったりする状況
で、すぐにライトのON/OFFが出来ます。Kindleはメニューから
表示させないといけないので、その辺の使いやすさはKobo Gloの方が
上ですね。

追記

タッチパネルについて
タッチパネルについては、Kobo Gloが(多分)赤外線、KindlePWが
静電容量式ということで、感度はKindleの方が良さそう。ピンチイン/
アウトにも対応しているので、縮小画像の拡大表示はかなり便利そうです。
一方Kobo Gloは…まあ普段使いには問題ない程度の操作感ですね。


以下実験データ。
・本体ストレージは1.32GB
・ルートフォルダに何かフォルダを作らないと、自炊データは認識されない。
・自炊データのzip、rarはcbz、cbrに拡張子を変換しないと認識されない。
・コンテンツの更新でのフリーズが多い。
・自炊データのファイル名はスペースの使用不可(圧縮ファイル内フォルダは可能)
・日本語を含む場合は半角スペース使用可能。
・日本語のファイル名は???で表示される。
・cbr、cbzはページ送りが逆になるので設定変更が必要。
・自炊データのシャープネスの設定でKobo上での見え方がかなり変わる。
 シャープネスをきつめにしたほうが見やすい。
 →ChainLPでガンマ値の修正で対応可能
・フォルダ名に「×」があると認識されない。「+」や半角記号はOK
・RAR形式の認識率が微妙。同じファイルをまとめたものでも、
 zipからのcbzでは認識されるが、rarからのcbrでは認識されないものも
 ある。(cbrで認識するものもある)
・フロントライトは利用環境によって、白く見えたり青っぽく
 見えたりする。
・本体ストレージへの書き込みはかなり遅い。1MB/s程度。本体を経由した
 microSDへの書き込みも2MB/s程度で遅い。