「あわたま」をやりまくってみた

http://www.interchannel.co.jp/ds/awatama/
7/16にインターチャネルから発売されたNintendoDS用ゲームソフト、「あわたま」
CyberBuzzさんからのレビューのご依頼だったので、昨日じっくりと
やりこんでみました。
レビューは率直な感想を、ということだったので、いつもらしく
厳しめの採点でレビューしたいと思います。


まず基本説明。
ストーリーの詳しい説明は公式HP見てもらうとして、簡単に言うと

シャーマンの主人公が色んな能力を持った仮面を装備して魂を導いたりするゲーム。

主人公の能力でシャボン玉を作り、その中に魂を入れて、敵に魂を取られないように、
罠にはまらないように操作しながら魂を移動させていくパズルゲームです。
似たような雰囲気のゲームで言うと、LocoRocoピクミンに近いものがあります。
ただシャボン玉に入れて移動させればいいという訳ではなく、

・細い道でシャボン玉が通らない場合→シャーマンの力でシャボン玉を縮小、分割
・大きいシャボン玉が必要な場合→シャーマンの力でシャボン玉を作成、合成

というように、タッチパネル+十字キーの使い分けで多彩なアクションが出来るようになっていて、
簡単な操作ながら、複雑なパズルゲームとなっています。
正確にはアクションアドベンチャーなんですが、結構謎解き要素が多いので、
アクションパズルアドベンチャーとしておきましょう。


最初やったときは、簡単なゲームだなと気楽にプレイしていたのですが、
敵から身を守りながら道を進んでいき、複数のシャボン玉を平行操作するなど、
面が進む毎に、パッケージからは想像できない、結構難しいゲームだと思い知りました。
しかし、ヒントが丁寧なのと、少しずつ慣れさせていくような面の作りのおかげで、
難しいと思いながらもサクサク進んでいきます。
セーブも自動みたいで、空いた時間にちょこっと1面だけプレイ、みたいなこともできそうです。
(私は家で黙々とやってますがw)


気になったのは、このテのゲームでありがちな、「爽快感が少し足りない事」でしょうか。
花火がバンバンなったり、ピカピカ光ったりすることはあまり無く、ピタゴラスイッチ的な
大がかりな仕掛けがもう少し欲しいなぁと思いました。無くても楽しいですが、
有った方がもっと刺激的なゲームに仕上がっていたんじゃないかと思います。


そう言うわけで、

NintendoDSの機能をフルで使った体感アクションアドベンチャー
・パズル要素もあるよ
・見かけによらずやりごたえが有り、その割にサクサク進む絶妙なゲームバランス
・ちょっと刺激が足りないかな?

と、簡単にまとめてみました。

ちなみにパッケージはこんな感じ。

Nintendoヨーロッパ公式マガジンで歴代2位という、海外では高評価なゲームらしいのですが、
パッケージは日本向けっぽい感じがします。


NintendoDSの最近のゲームは、昔みたいに「とりあえずタッチパネル使わせよう」みたいなゲームは少なく、
如何にタッチパネルやマイクなどの体感デバイスを上手く取り入れたゲームを作ろうか、という
制作スタッフの心意気が見えて、やっていて関心しますね〜


とりあえず現在もプレイ中。結構面白いので、気付いたら1時間2時間経ってるのに驚いたりしますw
でわでわ。


「あわたま」公式サイト(PC)
「あわたま」モバイル公式サイト
インターチャネルといったらギャルゲー移植メーカーみたいなイメージがあったけど普通のも出してたのね