LinkStationでiTunesの曲を共有する

よくNASの説明で「iTunesサーバ」の機能が書いてあり、
ネットに繋がっているPCでも曲が聞けますとか書いてある。
実際使ってみると、これが意外に使いにくい。
ライブラリにあるのではなくホームシェアリングにあるので、
iTunesからiPodに音楽をそのまま移すことが出来なかったり、PC内の
ライブラリと、NAS上のライブラリが分かれているので
曲を探したりするのも大変です。

そこで今回、Linkstation内にiTunesのライブラリを作成するという方法。
これを使えばiTunesサーバ機能がなくても、iTunesの曲を色んなPCで
共有でき、またデータの編集が可能です。

やり方はとっても簡単。
iTunesを、Shift(Windows)またはOption(Mac)を押しながら起動する。

ライブラリ作成で、Linkstation内のフォルダを選択

iTunesを終了

iTunes Libraryというファイルが出来ているので、それを
iTunes Library.itlに、拡張子を追加する。

他のPCも同様にiTunesを起動し、先ほど修正した
iTunes Libraryファイルを選択

これで、同じライブラリを読み込むため、曲情報が共有されます。
WindowsMacでライブラリの読み込みを行うと、保存形式の違いで最初の読み込みで時間がかかるという話をネットで見ましたが、私の現在の環境(約500曲、4GB)では、ライブラリの読み込みで5〜10秒といったところ。
初回起動だけなのであまり速度的な不満はありません。
それより、WindowsMaciTunesで同じライブラリを閲覧、追加、修正が出来るので非常に便利です。
また、NAS上にデータがある状態でiPodへの転送も可能なので、容量が少ないMacBookAirなどでも便利そう。
一つ困ったところは、オンラインストレージなので、曲の入れ替わりで数秒待たされる事。
これはNASというより、有線LANの環境も問題なので、次はそのへんを改善したいと思います。