データコピーソフトを試してみた

大量のデータを移動させたり、コピーしようとしたとき、非常に動作が
遅くなったり、コピー自体が遅かったりする事はありませんか?
世の中にはそういうコピーを早くするソフトというのが有ります。
私がよく使っているFireFileCopyの他に、最近KillCopyという
ソフトがあるということなので、折角だからノーマル、FireFileCopy、KillCopyを使って
ベンチマークを行ってみました。
行ったベンチマークは2つで、

・1GBのファイルのコピー
・4KBのファイル30000個が入った120MBのフォルダのコピー

どちらも同一ドライブへのコピーなので、非常に高い負荷になっているはずです。
測定は右ドラッグでコピーを選択した瞬間からストップウォッチで測定開始。
コピーが終わり、ウインドウが消えた瞬間で測定終了となります。
FireFileCopyやKillCopyは常時起動設定をしていないのでノーマルに比べ若干不利ではありますが、
そこは性能の見せ所ということで。
そんなわけで測定結果です。3回測定してもっとも良かった値を太字で表示しています。

1GB単体ファイル120MB(4KB×30000個)
ノーマル7.1106.2
6.1105.4
6.2104.7
FireFileCopy7.525.7
7.335.4
7.325.7
KillCopy9.333.8
7.833.0
8.033.1

こうしてみると、単体ファイルのコピーではソフトの起動が無い分ノーマルの方が若干早いですが、
小さなファイルのコピーになると、メモリバッファを使用したコピーソフトの早さが目立ちます。
特に大きなバッファを作成可能なFireFileCopyは、ノーマル比約4倍と驚きのスコアでした。
また、MD5によるコピー後のデータ破損確認が出来たりと至れり尽くせり。
KillCopyの方はといえば、細かい設定やセキュリティ重視のコピーや移動が可能ですが、
速度はそれほど速い訳ではなく、またコピー中の画面が見にくいなど、私の印象ではFireFileCopyに
一歩劣ると感じました。
今は色んなソフトがあるので、好きな物を選べば良いと思いますが、細かいデータを大量に移動する時は、
このようなソフトを使用することでかなり早く処理出来るというのが改めて判りました。
使ったこと無い人は是非使用をおすすめします。
FireFileCopyのダウンロード
KillCopyのダウンロード