笑っちゃうほど何もないシンプルカメラ、ピントの合う範囲が独特──「iPhone 3G」

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0808/14/news039.html
ケータイカメラレビューのiPhone3Gです。
簡単にまとめると

・ピントは大体30cm〜2mというほぼポートレート専用の設計
・逆光には弱いものの解像度は高い
・シンプル

ほぼ私と同じ考えですね。実際使うとどうやっても背景がぼけます。
背景をとっても背景がぼけるのはカメラとしてどうなんだろうと思うところではありますが
パンフォーカスと割り切ればまあまあ。
しかし、少しレンズを動かす機構を付けるだけで十分対応出来る事をやらないのは
どう考えても「出来るだけシンプルに」ではなく「出来るだけ安価に」を前面に
出しているのは言うまでもありません。
どこの記事を見ても思うのですが
「シンプル」
という言葉と
「手抜き」
という言葉を一緒にしているレビューを良く見かけます。
はっきりいってiPhone3Gのカメラ機能は「手抜き」です。
iPhoneはカメラに関してもプログラムでかなりいじれるようになっています。
なので後で「動画撮影対応」「ホワイトバランス調整」「明るさ調整」などは
追加されたり、またはアプリ追加で行うことは可能です。
が、フォーカスはハードウェア的な問題なのでどうすることも出来ません。
せめて無限遠のフォーカスと通常フォーカスの2つは必要だと思います。
カメラ内のホコリ1個ですら返品が有るような日本において
こんな手抜きのカメラで堂々と「カメラ機能」をアピールするアップルには
正直呆れました。
ま、分かってて買ったんですけどねw