小学校2年生の作文でとても素晴らしい内容のものがありましたので紹介しておきます。
http://d.hatena.ne.jp/kaien/20080105/p2
小学校2年生の作文に泣かせられたよ。
私が今日塾で教えた子の作文を似たような雰囲気で紹介したいと思います。
完璧に覚えている訳ではないのでうろ覚えかつ表現が多少美化されている可能性がありますw
ここからスタート
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すばらしい文章に出あった。
私が塾で教えている中学生の男の子。
作文の練習がしたいという事だったので、私は「未来の私」という題を与え、それに関して作文を
作れと言った。
中身を見ると、子供の無邪気な心とか、そういった類のレベルではない。無邪気どころか! 今時のゆとり小学生でも書けるものではない、
全く深みの無い内容と、稚拙な文章で綴られた、見事な作文であった。
正直にいう。読んでいる最中、何度となく目がうるんだ。笑いすぎて二、三滴、涙がこぼれ落ちたかもしれない。
この作文と比べたら、ぼくがふだん書いているものなんて、皆表彰状ものだ。それくらい低レベルな表現力である。
その子はまず、「未来の私」を的確に描き出していく。
僕は、将来どのような仕事をしているのだろう。
あと10年もすれば25歳になり、会社で一生懸命働いているだろう。
疑問形からはじまる、作文としてはまあまあな滑り出し。しかし何故に仕事限定?何故に10年後限定?
謎は深まるばかり。そしてこの繋がりが見事。
しかし、僕は会社では働いていないと思う。なぜなら会社というのは人に飼われているような感じがするからである。
僕はそういうのはありえないので、人を飼われる方じゃなく人を飼う方の人間になりたい。
先ほど働いている未来像を紹介しておきながら働いていない事になった。理由は「人に飼われているような感じがするから」。
無理矢理理由をこじつけて働こうとしない、まるでニートのよう。中学生ですでにこの考えである。
しかし飼う方の人間にはなりたいと言う。
そして今問題になっている学歴社会を無くしたいと考えている。
何故か学歴社会が出てくるw
私個人的に言えば、学歴社会がどうとか言う人は、全く勉強してないのに偉そうにしている人が多い気がします。
ちゃんと勉強して良い学校に行って、良い会社に入るというのは、勉強した事への対価であり、勉強すらしない人が
どうこういう話ではないと思うのです。
…そんな個人的な話はどうでもいいですね。次に進みましょう。
実際、僕は将来そういう人間になって、六本木の高層マンションに住み、ワインを飲むというのが僕の野望であり、
そういうのになりたい人間です。
決まったァー!!全く意味がわかんねーw
何で最後は「です、ます調」なんだァー!!
という訳で、今の子供は何考えてるか分からんね、という話でした。おしまい。