ウィルコムの企業説明会で見たモノは!?

さてさて、世間のWILLCOM関係のレビューは、UseWill.comさんやPDAxTPOさんの所
にレビュー一覧があるように、アドエスの内覧会一色ですね。
私も行きたかったのですが、大学院での研究や金銭の問題などもあり今回は諦めました。
代わりに大阪で開かれたインターンシップの企業説明会に出席したのですが、

何とウィルコム発見!!
他の企業のスペースでは立ち見の人までいるというのにウィルコムは数人しかいません。
これは色々話を聞くチャンスだと思い、一番前の席を確保。
「おお、やる気あるねー」
「ええ、ウィルコム持ちなんで。」
「何か聞きたいこととかあったら質問してくれてかまわないよ」
「じゃあ…アドエスは(・∀・)イイ!!ですか?」
「かなり小さくなってるし、動作も速くていいですよ〜」
「あと今日はこんなのも持ってきました。」


ってこれW-ZERO3 FutureEditonじゃないですかーw
(詳しい説明はhttp://journal.mycom.co.jp/news/2007/04/12/019/index.html
他にもプラモフォンとかコンセプトモデルがいっぱい!!
「触ったり写真撮ったりしてもいいですか?」
「いいですよー」
てな感じで企業説明会なのも忘れ写真撮りまくり。

W-ZERO3 FutureEditionは持った感じずっしりで高級感が漂うデザインでした。
キーボード面の光り方も良い感じ。画面はZaurusのように回転するのですが
ある程度回転させると自動的にくるんと回って固定されるので使いやすそうです。

閉めた所も黒+シルバーで格好いい。海外の薄型ケータイみたいなデザインですね〜

サイドにカメラ用のボタン+ズーム用ボタン、背面にカメラがあります。こんなデザインの
端末が本当に出たら買ってしまいそう。
ちなみにこのモック、40万くらいかかったらしいです。裏話?
他にも色々撮ってきました。

こちらもコンセプトモデル。かなり薄型でポケットの入りが良さそうなデザイン。
裏面はカメラ無しですが謎の窪みがありました。指紋認証搭載予定かな?

プラモフォン!!サイバーなデザインがとっても(・∀・)イイ!!
ガンダムタイプとか3倍速タイプとか出たら面白そう

こちらは裏の曲面が綺麗なデザイン端末。不思議な形です〜
他にもぬいぐるみとかありました。右手を触るとお母さんに連絡〜とか。
これらのモックはガラスの中に展示されていたモデルなので、一般の人は
触れない物らしいです。
「おそらく学生でこれらを触ったのは初めてなんじゃないですかね〜」
だって。ある意味アドエス触るより貴重な体験でした。ラッキー
こんな良いコンセプトモデルをそのまま置いておくのは勿体ないと思いました。
企業説明の内容は大体こんな感じでした。

WILLCOMの企業モデル。どんな仕事をしているかなど
WILLCOMの仕事内容。やることが多くてしんどいけどやり甲斐がある仕事とのこと。
WILLCOMの仕事風景。ごっちゃごっちゃしてましたw

NTTドコモの説明会では簡単な話を表面だけさらっと説明していたのに対し
WILLCOMではかなりつっこんだ話をしてくれたので、聞いていて面白かったです。
一番面白いと感じたのはWILLCOMの集客についての話。
ドコモよりは少ないとはいえ、端末のインセンティブは存在し、端末を買うだけだと
赤字になります。そして使用する日数が増えていくたびに利益が増えていくのですが、
加入者が一気に増えると一時的に赤字という事になります。
ドコモのように元々の加入者が多い場合は一気に人数が増えても
大きな影響はありませんが、WILLCOMの規模でそれが起きると見かけの収益が悪くなる。
そう言うわけで一気に加入者が増えるようにするのではなくじわじわ増えていくように
端末の値段を調整しているみたいですね。また他社が0円でばらまいているのに
WILLCOMが9800円とか14800円で出しているもう一つの理由は、お金を払うことで
端末の高めて長く使って貰おうと思わせるためのようです。端末は長く使うことで
WILLCOMの利益は伸びますが、すぐに買い換えられると利益は落ちます。
高い金を払って購入した端末というのは意識的に「長く使おう」と思わせやすいので
その辺りも考えて今の値段設定になっているみたいです。
WILLCOMも0円でばらまけば良いのに〜と思っていましたが、話を聞いていると
現在の販売体系が最も効率的であると認識できました。まだまだ細かい部分で改善の余地は
あるかと思いますが(端末の性能など)PHSには頑張って欲しいですね〜
ということで、いつもより写真も多く文章も長くなってしまいましたが
WILLCOMについて色々知ることが出来ました。どうやらこの担当の方は東京から
一人で説明会に来て準備したとのこと。
わざわざ遠くから来ていただいて本当にありがとうございました。