夜明け前より瑠璃色な

http://august-soft.com/yoake/
点数は83

いきなり家に月の国の姫がホームステイにやってきた!?

といういかにもオーガストが好きそうな話。
インストールデータを消してしまったので詳しい事は書けないんだけど、
CGは差分無しで92。シーン感想は20。
システムは800x600。バックログや未読既読スキップなど不満点は無し。
Ethornellというプログラムを使っているみたいだけど不明。NScripterより若干重くなった
けど、グラフィックの多重移動などエフェクトの点が強化されてる感じ。
登場キャラは

フィーナ・ファム・アーシュライト(姫様)
ミア・クメメンティス(メイド)
朝霧麻衣(義妹)
高見沢菜月(幼なじみ)
穂積さやか(従姉)
リースリット・ノエル(???)
カレン・クラヴィウス(秘書)
遠山翠(同級生)

男は無視でw
上の6人が攻略可能。
シナリオはやっぱりいつものオーガストだった。ほんわかした日常から恋人関係に。
何か事件が起こってから解決してハッピーエンド。
今回のシナリオはいつものオーガストに比べて共通シナリオが短く、各キャラのシナリオに
進むと選択肢無しなので、ストーリーに集中できる点は前回よりも良い所。
シナリオは一回目は必ずフィーナエンドになる。
一週目をクリアするとリース以外の各キャラが攻略可能になり、その後リースエンドが解放
リースをクリアすると真フィーナエンドである「夜明け前より瑠璃色な」が解放される。
話の展開を考えると仕方のない事なのかもしれないけど、はっきり言ってフィーナ、ミア
リース以外のエンディングでは月はほとんど関係してこないので、最初からリース以外を
攻略可能にしててもいいんじゃないかと思った。何周もしたくない人もいるだろうし。
シナリオ自体は余り期待してはいけないと思っていたのでそれなり。
日常にあまりインパクトというか面白味が欠けていたのがちょっと残念。
一番最後で無理矢理SFに持って行く展開は初めてやると、SFドラマを見ているような雰囲気で
面白いと思うけど、これだけ毎回無理矢理SFとなると、大体予想がつく(といういか今回は
予想通りだった)ので、次からはあっと言わせるような別の超展開を期待。
声優については全く文句無し。みんな上手い。
音楽もそれほど悪い曲もなく、ゲームを阻害するような曲は無かったんだけど、OP曲、ED曲が
良くないのが残念。好き嫌いもあるんだろうけど、何か音の並びが不自然で何回も聞く気に
なれない。ED曲は何回も流れるのでいつもスキップ。はにはにの方が好きだったなぁ
えちぃシーンは20あって純愛系のゲームにしては多い。
この点は好きな人にはたまらないかも(私はいつもスキップですがw

  • 総評-

すごく面白い!というゲームでは無いけど、最後まで見たくなるシナリオは良い。
各キャラが立っている分個人エンディングしかないのはちょっと残念。
えちぃは濃い。
過去のオーガスト作品をやって面白いと感じたならこのゲームも面白いと思う。
全エンディングを見ようとすると20時間以上は必要だと思うので休日に一気にやるといいかも。