ビブリア古書堂の事件手帖を読む前と後

電車の行き来で「ビブリア古書堂の事件手帖」の原作を読んでいて、
つい最近1巻を読み終えました。


最近剛力彩芽主演のドラマがスタートしていて、1話だけちらっと見て

「まあ、これはこれで良いんじゃないの。」

と思っていたのですが、原作を読んだ後は

「何これ…完全に原作ぶち壊しじゃん」

と評価が大きく変わりました。
確実に原作の方が良いです。


まずメインヒロインの栞子さん。原作の方が人間味に溢れていて、思った以上に
活き活きと描かれていました。
それに比べてドラマは何か眠たそうな雰囲気でぱっとしない…
原作では本に関する話になるとハキハキと発言するタイプですが、
ドラマでは滑舌が悪いのも相まって緩急が有りません。


他にもタイプの違う妹がいることで話の幅が広がっている感のある原作に比べ
何に役立つのかよくわからない弟の存在。勝手に同居しているせどり屋の
おっさん。原作に全く出てこない抹茶屋や謎のBGMなど。


これは原作読んだ人が怒る訳だ…


ここまで改悪するなら中途半端に原作を再現するよりもアナザーと言うことで
別の話をすれば良いのに。