Macでパージ可能領域を使えるようにする方法

MacでBootCampを使おうとしてパーティションを切ろうとしたら、

SSDの空きはいっぱいあるのにパージ可能領域とかいう謎の領域のせいで

パーティションが大きく切れなくなっていました。

色々調べたけど、対策がわかったのでメモしておきます。

この領域の原因は、TimeMachineのバックアップだと考えられます。

TimeMachineは、外付けのドライブがあれば自動でバックアップを取りますが、

接続されていないと本体にバックアップを作るみたいです。

で、一定の容量をパージ可能領域として使用して、残り容量が少なくなると

その部分を削って使えるようにするという仕組み。

なので、パージ可能領域を削除するには、TimeMachineのバックアップを削除

すればいいということになります。

 

具体的な手順としては、

tmutil listlocalsnapshots /

 上記のコマンドを使って、バックアップ(スナップショット)の一覧の名前を確認して、

tmutil deletelocalsnapshots

上記のコマンドの後ろに、確認した数字列(例:2019-04-22-180000みたいな)を

入れてEnterを押すと、ちょっとしてからデータが削除されます。

その後ストレージを見ると、パージ可能領域が削除されているのを確認しました。

 

なんともわかりにくい仕様です。

**追記

APFSフォーマットにBootcamp用のパーティションを作成するときは

すべてのTimeMachineのスナップショットデータを削除する必要があるみたいです。

めちゃわかりにくい罠です。注意。