最近の電子決済の加熱と不安

最近、色んな電子決済が登場し、まさに戦国時代に突入しています。

Paypayの20%還元を皮切りに、LINE Pay、Origami Pay、d払いといったサービスが軒並み高額還元を行なっています。

使えるお店も増えてきているので、利用者としては嬉しい限りですが、これらのサービスは、通常0.5〜1%の還元で提供しています。

今は札束で殴り合っでいる状況ですが、どこかが残り、それ以外が淘汰されるとポイント還元はクレカと同程度になり、旨味は無くなります。

そしてその頃は消費税増税により消費はさらに冷え込むと予想されます。

今高額還元を行なっているために、政府がやろうとしている一部商品の2%還元がちっぽけに見えるのも問題かなと思います。

 

個人的に言えば、今政府が考えている増税による景気悪化対策は、電子決済の支援に使うのが良いのではないかと思っています。

 

国が作るサービスはお金がかかる割に使いにくいシステムになり、役に立たない。

そうであれば、電子決済の業者に対し、利用者への支払いに対して支援金を出す仕組みにした方が効率的だと思います。

最初は一律で補助金を出し、代わりに利用者の利用状況をフィードバックしてもらいます。

その後は施工品に対し補助金を段階的に減らせば、サービス提供側が対応する事で、政府側は何もせずに済みます。

サービス側は自分の金を使ってサービスを維持するのか、補助金通りに還元率を下げるのかを自分達で決めてもらう。

最終的に札束で殴ることに変わりはありませんが、新しくシステムを作るよりは効率的だと思うんですが。