Bluetoothヘッドホンが届きました〜

これ
http://www.sony.jp/headphone/products/MDR-1RBTMK2/

ソニーのBluetoothヘッドホン「MDR-1RBT Mk2」です。
高音質で連続接続可能時間も長い。おまけだけどヘッドセットとしても使えるヘッドホンです。
何かMk2っていうのがかっこいいですよね？
お値段3万弱ほど。

中はこんなかんじで、黒い布の上に入れられています。何だか高級感がありますね。

専用ケース付き。無線なので外でも使いやすいです。耳に当たる部分がスイーベルになっているので
厚みを減らして収納出来ます。

このヘッドホンはBluetoothヘッドホンの中でも最高位の音質を実現します。SBCに加えてAAC/aptX対応で
死角無し。更に有線接続すればハイレゾオーディオ対応。

液晶ポリマーフィルムという素材を使った4Hz-80kHzという広帯域を再現できます。

…とまあ、いくらうんちくを述べても結局音が良いかどうかは聞いてみないと分からないので、接続して聞いてみました、
うちのiMacはBluetoothのチップ的にはAptX非対応のはずなんですが、何かごちゃごちゃ触ると接続出来ました。
ここからAppleのDeveloperのHPに飛びます。
ID/Passは自分のAppleIDでいけるはず。
で、左上の検索に「Hardware IO」と入力します。
するとファイルが見つかるので、それをDL。

ダブルクリックしてimgファイルをマウントして、中のBluetooth Explorerを起動します。

メニューの中に有るTools→Audio Optionsを選択します。

メニューの中の「Force use of AptX」を選択します。

これでペアリングして接続すればAptXでiMacと接続出来ます。

接続できているかどうかは、BluetoothのアイコンをOptionを押しながらクリックすることで確認出来ます。

ちょっと回り道してしまいましたが、音質の話に戻ります。
結論から言うと、無線でも予想外にいい音でなります。

私が元々使っていたのはゼンハイザーのHD598というもので、どちらかというとフラットよりな音がするので良く言えば何にでも合う音、悪く言えば特徴のない音に聞こえる感じがしましたが、MDR-1RBTMK2は明らかな低音寄り。
でも無駄にどんどんなっているんじゃなくて、低音がなっているのに音がぼやけない感じがします。

Bluetoothのヘッドホンは、電池持ち重視のためか音が軽いイメージがありましたが、MDR-1RBTMK2は全くそんなことはありません。

そしてこの音響を無線で実現しているというのが利便性が高くて良いです。
私の机はリクライニングチェアを使用していますが、その椅子のキャスターがヘッドホンの線でちゃんと動かなかったりしてイライラしたり、ちょっと冷蔵庫に飲み物を撮りに行こうとした時に線が邪魔したりと、有線に苛つくことが多々有りましたが、無線になると全て解決。とっても快適です。

また、無線ということで本体はちょっと重め(300gくらい？)ですが、つけ心地が良い事もあって全く重さは感じません。

ただ、うちの環境の問題なのか、Macの問題なのか、aptXでの接続が最初は安定しませんでした。
音飛びが酷い。

色々試してみて改善されたのは以下の方法。

・部屋の無線LANを5GHz帯だけにする
・トラックパッドをOFFにする

部屋の無線LANを切るだけではあまり改善されませんでしたが、トラックパッドをOFFにするだけでほぼ解決しました。
でもトラックパッドが使えないのはちょっとなぁ…何か他に改善策が必要かもしれません。

また、複数のBluetooth搭載端末に対してペアリングできるので汎用性が高いのもいいですね。
外で使う時はiPhoneで接続、部屋ではiMacに接続。iPadで動画を見る時はiPadに接続、といった使い方が出来ます。
今までは毎回イヤホンを付け直したりしていましたが、その辺りの面倒さから開放されるのは嬉しい限りです。

一つ、不親切だなと思ったのは説明書。薄っぺらい4つ折りのものがカラー白黒1枚ずつ入っています。
簡単な接続方法だけが乗っている説明書になっていて、この通りに接続するとSBCと呼ばれる
通常音質の接続しか出来ません。
このヘッドホンはAACやApt-Xと呼ばれる高音質な通信技術にも対応しているのに、説明書どおりに接続しても使えないというのはどうかと思います。説明書を見ると、

高音質で接続したい場合は裏面を見ろ、と書いてありますが、実際に裏面を見てみると…