SafeSync導入してみました。

最近データのバックアップについて、いろんな方法を考え、実践してきました。でもみんな面倒かつバックアップ自体の不安などもあり、何か良い方法は無いかと考えていました。
今までやってきたのはこんな感じです。

CD/DVDにデータ移行→時々見たときデータが壊れてたりします
HDDに保管→HDDが壊れると一発で(´・ω:;.:...
RAIDで保存→意外にRAIDって管理が大変ですよ。

結局、今では2つのHDDに同じデータを保存という形を取っていますが、容量単価で行くと単純に2倍必要で、あんまりお財布に良いとは思えません。

そんな訳で考えたのがSafeSync。ウイルスバスターで有名なトレンドマイクロが展開しているオンラインストレージサービスです。
http://virusbuster.jp/safesync/index.htm?cid=tmob_prom_aw_0
オンラインのサービスは、他にもDropboxEvernote等がありますが、個人的に一番違うと思っているところが、
「データ量無制限」
というところ。Dropboxのように各PCの共有フォルダに容量が必要という訳ではないので、実質的に無制限でデータの保存が出来ます。

年間4980円が必要ですが、1.5TBのHDDを買うと思えば、試してみる価値はあるんじゃないかと思いました。


そんな訳でとりあえず1年分ライセンスを買いました。
まず最初にやるのは専用ソフトのインストール。
Mac版とWin版があるので、メインとサブのPCにそれぞれのソフトをインストールしました。
専用ソフトをインストールすると、「オンラインストレージSafeSync」という名前の領域が出来ます。

容量は1.61TBと表示されています。
このフォルダにデータを入れると、ウェブ上の領域に保存してくれるみたいです。

シンプルな使用感ですが、色々気になる部分がありました。

フォルダ作ったりすると名前が適用されなかったりする

例えばフォルダAを作り、その中にフォルダBを作る。
そしてファイル更新をすると、フォルダの名前が「新規フォルダ」のままになっていたりすることがありました。
どうやらこのサービスは最初にPC内の領域にデータをコピーして、それからゆっくりアップロードしていくみたいで、アップロード前に次の作業していくと時々おかしな動きをするみたいです。
こいつが意外に曲者で、コレのせいでファイルが本当にアップロードされているかどうか不安になりますw

転送速度が微妙

フォルダに入れると結構な速度で転送されるので、おぉ速い!と思うのですが、実はPC内にコピーしてからアップロードしているので、アップロード速度自体はかなり遅め。
私の環境では1接続あたり、100〜150KB/s(0.8〜1.2Mbps/s)くらいのようです。
小さいファイルだと複数接続しているみたいですが、大きなファイルだと大体3接続くらい。頑張っても500KB/s位しか出ていない計算になります。これは結構遅いです。

フォルダの同期が出来ます。が…

かなり動きが不安定で、勝手にフォルダ名が前の名前に戻ったり、データがどっかにいったり。
怪しすぎるため辞めました。重要なファイルはやはりDropboxでの共有が良さそうです。


まだ色々試してます。どうやらWebdavが使えて、複数接続可能なソフトを使えばアップロード速度を実質的にあげられるので、Webdavで試してみようと思います。
Webdavのアプリで有名な、CarotDAVの作者もSafeSyncを使われている様で、今後のバージョンアップもこっそり期待しています。
http://rei.to/carotdav.html